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同人ゲーム制作サークル「SaNa」のメンバーが書くゆるーいブログです。

小学生でも出来る!C++プログラム #03

はおっ(0^∀^)ノ
お久しぶりです。渚です。

プログラムしか書けない私たちですが、この度は同人界隈向けに、
なんとなくこんな風に作ってるよーというのを発信すべく、
定期的にブログで紹介してみようかということになりました。
この記事はそんな連載の第6回です。

渚からは「小学生でも出来る!C++プログラム」
を紹介していこうと思います。

関連ブログ

目次

<人物紹介>

渚:プログラムを教えてくれる先生

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ココ:いんたーねっとって聞いたことがあります!

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マナブ:将来はゲームプログラマーになりたいな!

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前回のおさらい

渚>問題なくインストールは出来ましたか?

ココ>C++を選ぶの忘れてて・・・できませんでした;;

マナブ>大丈夫だよ!後からインストールすることもできるよ!

渚>下に書いてあるやり方で手に入れることができるので,

  選び忘れちゃった人は,インストールしましょう!

①ファイル→②新規作成→③プロジェクト

①File→②New→③Project

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④テンプレート→⑤他の言語→⑥Visual C++→⑦Visual C++ 2015...を実行
④Templates→⑤Other languages→⑥Visual C++⑦Visual C++ 2015...を実行

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渚>もし,このやり方で上手くいかなかった人は
  大変だけれど,→アンインストールの一例
  このやり方でアンインストールしましょう!
  ①VisualStudioCommunityを閉じる
  ②プログラムと機能の画面で,Microsoft Visual Studio Community 2015 with Updatesを選択
  ③Uninstallを選択
  ④前回の記事を見ながら,再度インストール
  を試してください。

Hello!World!

渚>それでは,C++を書いていきましょう~!

ココ>ついに,プログラムするんですね><!

マナブ>楽しみです!

マナブ>まずは,何をするんですか?

渚>そうですね。まずは,表示からやりましょう。

ココ>表示?

渚>そうです。文字を書いて,画面に文字を表示します!

渚>そのために,まずはプロジェクトの準備(じゅんび)をしましょう!

 

<プロジェクトの準備>ここから!

①VisualStudioCommunityを起動

ファイル→新規作成→プロジェクト

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テンプレート→Visual C++Win32 コンソールアプリケーション

④名前を入力(今日の日付+お題)
 今回だと,2016_0723_HelloWorld
⑤場所をデスクトップのC++フォルダに変更

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⑥3~5を確認(かくにん)して,OK!
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⑦次へ→空のプロジェクトにチェックを入れる→完了

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⑧ソリューションエクスプローラーのソースファイルを右クリック→追加→新しい項目

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C++ファイルを選択→追加

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⑩Source.cppを選択 準備完了!

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<プロジェクトの準備>ここまで!

 

渚>プロジェクトの準備は出来ましたでしょうか?

ココ>は~い!

マナブ>このソースファイルにプログラムを書くんですね!

渚>その通り!では,さっそく書いていきましょう!

#include <iostream>

int main()
{
    std::cout << "Hello!World!" << std::endl;

    return 0;
}

ココ>#include???

渚>色々むつしい単語が並んでるので,よくわからないと思いますが,まずは↑のをコピペ(コピーして貼り付け)して,ちゃんと動くか確認しましょう!

マナブ>どうやって動かすんですか?

渚>デバッグデバッグなしで開始

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渚>今後このダイアログを表示しない にチェックを入れる→はい

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渚>そうすると,こんな画面が出ます。この画面のことをコンソール画面と言います。

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渚>うまくできましたか~?

ココ>できました!

マナブ>僕も出来ました!

渚>ひとまず,表示は完了です!

渚>それぞれの意味については,おいおい学ぶとして,重要なところだけ教えますね!

 

渚>まず,「std::cout」これは,「エスティディ,シーアウト」というもので,コンソールアウト→コンソール画面にアウト(出力)つまり,黒い画面に表示する。という意味になります。

渚>次に,「std::endl」これは,「エスティディ,エンドエル」というもので,エンドライン→ライン(行)をエンド(終了)つまり,改行する。という意味になります。

渚>間に挟まっている,「"Hello!World!"」これは,表示したい文字列になります。ちなみに,「<<」は,取り敢えず区切りを示すものと思ってください。最後に「;」は,その行の命令終わり!って言う意味になります。

ココ>えっと,std::cout << "Hello!Workd!" << std::endl;は,
★ここから★
コンソール画面に表示したい! 区切り 表示したい文字列 区切り 改行したい!
★ここまで★ ここからここまでの 命令終わり! っていう感じですか?

渚>その通り!

マナブ>じゃ,std::cout << "A"; にすると,
★ここから★
コンソール画面に表示したい! 区切り Aを表示!
★ここまで★ ここから ここまでの命令終わり! って意味になるから・・・・
コンソール画面には A って表示されますか?

渚>そうですね!是非やってみてください!

四則演算

渚>続いて,四則演算を表示してみましょう!

ココ>足す,引く,掛ける,割るのことだよね?

渚>そうですよ。まずは,足し算を書いてみましょう!

#include <iostream>

int main()
{
    std::cout << "4 + 5 =" << 4 + 5 << std::endl;
    return 0;
}

マナブ>あれ?

渚>どうしました?

マナブ>さっき,表示したい文字列って,「"」これで囲ってました。なのに,↑のは,囲ってるのと,囲ってないのがあります。なぜでしょう?

ココ>ほんとだ~!

渚>いいところに気付きましたね!まず,「”」のことは,「ダブルクォーテーション」と言います。そして,「”」で囲われた物は,”文字の列”になります。つまり,書いたものはそのままコンソール画面に表示されます。

渚>そして,「”」で囲われていないものは,数字として扱われます。

ココ>「"4 + 5 ="」は「4 + 5 =」って表示されて,「4 + 5」は・・・あれれ?

マナブ>「9」じゃない?

渚>マナブ君,正解!

渚>ということで,こんな感じで表示されます!

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次回

というわけで,基本的な表示についての話でした

次回は,変数についてお話しします!