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同人ゲーム制作サークル「SaNa」のメンバーが書くゆるーいブログです。

小学生でも出来る!C++プログラム #04

はおっ(0^∀^)ノ お久しぶりです。渚です。

プログラムしか書けない私たちですが、この度は同人界隈向けに、 なんとなくこんな風に作ってるよーというのを発信すべく、 定期的にブログで紹介してみようかということになりました。 この記事はそんな連載の第8回です。

渚からは「小学生でも出来る!C++プログラム」 を紹介していこうと思います。

関連ブログ

目次

  • 「変数って何?」
    • 色んな形
    • 変数

人物紹介

渚:プログラムを教えてくれる先生

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ココ:いんたーねっとって聞いたことがあります!

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マナブ:将来はゲームプログラマーになりたいな!

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色んな種類(しゅるい)

渚>前回,「"」ダブルクォーテーションで囲ったものは文字列で,囲われていないものは,数字として扱われるというお話をしました。

渚>例えば,"5"は,文字列の5で,5は,数字の5として扱われるということです。

渚>つまり,プログラムの世界では,同じ5でも文字列や数字のように,違う扱われ方をすることがあります。

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渚>実はこの数字は,2種類に分けることができます。それは,整数と実数です。

ココ>せいすう?じっすう?

マナブ>整数は,5とか6とかの正の数と,-1とか-5とかの負の数と,ゼロのことだよ。

ココ>そ,そのくらい知ってるもん。

マナブ>そっか,ごめんね。じゃぁ,実数は知ってる?

ココ>うっ,わかんない。

マナブ>実数っていうのは,1.5みたいな,整数よりも細かいあたいを扱う数字のことだよ。

ココ>そっかぁ。体重計で見たことあるかも。

マナブ>そうだね,僕は54.5kgで。.5ついているから,これは少数(実数)だね。

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渚>そうですね!他には,数字の2種類と文字列以外にも,文字やアドレスという扱い方があります。

渚>プログラムの世界では,同じ5でも,色々な種類があります。

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変数

渚>プログラムでは,よく「変数」というのを使います。なんだかわかりますか?

マナブ>たしか,値を保管できる箱ですよね。

渚>その通りです!この,変数と呼ばれる箱に,さっきのような,文字や整数,文字列や実数などの値を保管し,必要な時に箱の中身を見ると,何を保管したかが分かるようになっています。

ココ>うぅ?えっと,つまり?

渚>例えば,四角い箱に,一回り小さい四角いつみきを入れます。

ココ>うんうん

渚>この,四角い箱には何が入っていますか?

ココ>えっ?四角いつみきじゃないの?

渚>四角いつみきですよ。

ココ>よかった。

渚>では,この四角い箱に,赤色の四角いつみきを入れます。

渚>次に,青色の四角いつみきを入れようとしたのですが,すでに赤色のつみきがあるので,赤色のつみきを取り出して,青色のつみきを入れました。

渚>四角い箱には,何色のつみきがありますか?

ココ>青!

渚>その通りです。そして,変数とは,この四角い箱のことなんです。

ココ>えぇっ?!

渚>では,今の話を,プログラムの話に置き換えましょう(^^♪

渚>例えば,整数が入る箱に,整数の3を入れます。

ココ>うんうん!

渚>この整数が入る箱には,何が入っていますか?

ココ>整数の3!

渚>そうですね。

渚>では,この3が入った箱に,5を入れようと思います。ですが,すでに3が入っているので,3を取り出して,5を入れました。

渚>この整数が入る箱には,何が入っていますか?

ココ>5!

渚>その通りです!この整数が入る箱のことを,変数と呼びます。

ココ>なるほど~,変数って箱なんですね!

変数の種類

渚>箱には,色々な形の箱があります。丸い箱だったり,四角い箱,星形の箱なんてものもあるかもしれません。変数にも同じく,色々な種類があります。

渚>例えば,整数が入る箱だったり,文字列が入る箱だったり,実数が入る箱,文字が入る箱があります。

渚>例えば,下の図のような丸い箱に,四角いつみきは入るでしょうか?

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ココ>入らなそう

渚>そうですね。

渚>変数も一緒で,整数が入る箱に,文字列は入りませんし,文字が入る箱に,実数を入れることもできません。

渚>ただし,実数が入る箱に,整数を入れることはできます。これは,箱の形が似てるんでしょう。箱の形が似ていると,無理やり入れることが出来てしまいます。

渚>でも,おさまりが悪いので,箱の種類と,入れる値の種類は合わせましょう。

ココ>四角い箱に,丸いボールを無理やり入れたら,箱がぎゅ~って広がっちゃうもんね。形を合わせた方が,箱もボールもうれしいかも。

渚>では最後に,変数の種類と,そのプログラムの書き方を教えますね!

渚>対応表はこれで・・・

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渚>プログラムではこんな風に書きます。

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渚># include <string>を忘れずに,書いてね。

渚>int i = 5;について説明しますね。

渚>この,「int」っていうのが,整数の箱ですよ!という意味で,「i」というのが箱の名前になります。「iという名前の整数の箱」に5という整数を入れています。

ココ>できた!やったー!

マナブ>僕もできました!

次回

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