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同人ゲーム制作サークル「SaNa」のメンバーが書くゆるーいブログです。

初心者がコミケにゲームを出展する時に必要な3つの秘訣!

あけましておめでとうございます!
サークルSaNaの代表 Nagisaです!

今回C89にて,「クリスマスなんてくそくらえ!」を配布させていただきました!
現在,各DLサイトにて配布する準備を整えている所でございます。

遊んでくださった皆様方,このゲームを作るのにご支援頂いた方々,本当にありがとうございます。


さて今回は,備忘録もかねて,色々と情報を残せればいいなぁと
そして,これを見た,コミケにゲームを出したいな!」
って人がどうすればよいかの指標になれば,とても良いですね。

題して,
初心者がコミケにゲームを出展する時に必要な3つの秘訣!

どん!どん!ぱふ!ぱふ~!


ということで,まずは私たちが「クリスマスなんてくそくらえ!」をどのようなスケジュールで作ってきたかをご紹介いたします。
2014年1月 製作開始
2014年2月 第1弾の仕様を作成し,素材収集を始め,ゲームの各シーンを仮プログラム作成
2014年3月 なんとな~く動くプログラムが大体できた。(プロトタイプ版みたいな感じ)
2014年4月 互いにあんまり仕事をしなくなる
2014年8月 クリスマスなんてくそくらえ!動画をニコニコにて告知

【制作告知】クリスマスなんてくそくらえ!【オリジナルゲーム】 ‐ ニコニコ動画:GINZA

ここで出した告知のプログラムの8割は3月までに書いてあったと思います。
2014年8月 現状の仕様の根幹以外ほぼ破棄。画面サイズから練り直して(800x600→1280x720)製作開始。
2014年8月~ クオリティUPのため,素材制作依頼を色々なところへ出した。
       それに沿って,プログラムを( ..)φカキカキ
2014年10月  非常に優秀な方に作ってもらったので,10月くらいには素材が結構集まった。
2014年11月 冬コミ落選(この辺りから,約1年間 大きな進捗はありません)
2015年11月 冬コミ当選
2015年12月22日~27日 旧版のプログラムを大改造。30程度のクラス数で大量に書いていたコードを75程度にまで分散拡張+ステージを15個ほど作成
2015年12月28日 東京入りして,ステージクリエイト機能の実装をほぼ完了
2015年12月29日~30日 メインゲームの仕様を作りながら確定,気になる所を端から端まで製作。時間の都合で,セキュリティ系は無視。
2015年12月31日 早朝にインストールバッチファイルの作成+焼く作業 そして完成


まぁ,作業の偏り具合が凄まじいですね。
1日10分づつプログラムしていたら,2015年夏くらいには終わってるかとは思うんですが
まぁ,夏休みの宿題は最終日にやる人なので,しょうがないです。

ということで,3つの秘訣,まず1つ目!
「仕事をためると,ろくなことにならないので,週に1回必ずゲーム作ールの日!を設け,必ず実行しましょう!」
まぁ,出来る出来ないは置いといて,やったら,炎上はだいぶ回避できます^^;

次は・・・・3つの秘訣,2つ目!
「どういう作業を実行すると,コミケにゲームが出せるのかを知っておきましょう!」
これは知らないと,後々次々に作業が発生するので,
(ある作業を行うと,ぁ,これも必要じゃん!」)となるやつです^^;
できる限り,早目に知っておきたいですねっ。

ちなみに,「クリスマスなんてくそくらえ!」では,以下のような作業が発生しました。
主な内容は,<ゲームを作るわけですから,その作品自体にかかる作業そして,コミケに出展するのですから,例えば出展希望用紙の提出や,出店時に必要な用具をそろえる等のコミケ出展に掛かる作業最後に<出来る事なら,どういうゲームを出すのかを世の中に告知して,少しでも興味を持ってもらうようにするための告知作業が必要です。

<ゲーム作品自体>
・物理品(ケース+CDの購入,ケースに付けるパッケージのデザインと印刷)
 ※以下を事前に用意できた場合は,プレス(業者に頼む)することが出来ます。
・プログラム
・素材収集+素材作成依頼(素材には,絵だけでなく,マップ<ステージ>情報,音楽,等が必要です)
・Readme(著作者情報や,免責事項など 売りに出す以上,念のため書いておかなければならないことがあります)
・説明書(無料配布ならばともかく,遊び方を説明する情報は欲しいですね)

@物理品 約6千円(50枚 印刷費込)
@素材製作費で約2万5千円

コミケ関連> 事前申請~参加までについては,コミケから情報が沢山出ているので,サークル参加するには?を読んでください。
・サークル参加申し込み(冬だと8月中旬,夏だと2月くらい?)
サークルカットの提出,コミケから送られてくる注意事項の読破
コミケで販売するための物理的な準備
 1.お釣りの準備
 2.敷物の準備
 3.展示用のブックスタンドやタブレットスタンド
 4.ゲームを魅せるなら,タブレットやノートPC
 5.ポスターと,ポスタースタンド
  matome.naver.jp

@参加申し込み用紙 約1000円
@おつり 約5000円分
@敷物 約2000円
@ブックスタンド 約500円
@ポスター 約150円
@ポスタースタンド 約2500円

<広報>
・ゲームデモの作成
・PVの作成
ニコニコ動画youtubeへのUP
・ゲーム用サイトの構築

等が必要になるかと思います。
もちろん,全てを行う必要はありませんが,出来るだけ多くのことが出来ている所は・・・・すごいので・・・・

・何が必要かは,例えばコミケに参加して,綺麗に準備しているところや,目指したいところのサークルさんに
 「サークル出展を目指していまして,参考にしたいので,撮影させていただいてもよろしいでしょうか?」
 といった形で,尋ねてから撮影させてもらい,それを参考にするとか

・サイトを構築しているところのを,色々と見回って
 どういう物を準備しているか?どういうことを行っているのかを確認して参考にするとか

参考にすべきサークルさんは,死ぬほどありますので。。参考にして,色々準備していけば良いかと思います。


最後に,3つの秘訣,3つ目!
「諦めたらそこで試合終了!」

ゲーム作りって,本当に,本当に大変です。

まず,ゲーム作ろうぜ!ってなったとしたら,いろいろ調べて作り始めますよね。
でも,まぁ いろいろな壁が出てきて,挫折しちゃう人は多いです。
(作る技術力が身についていない人の大半は,まぁこうなります。)

技術力はある人は,しばらく作り続けられるのですが,,,保って3カ月です。
この3カ月っていうのは,モチベーションがどんなに高い位置にあっても,
多くの人は3カ月すると大体モチベーションが下がってしまう。
実際,私は3カ月も経ったら,まずモチベーションは維持できていないですし
スケジュール感を見ても,確かにそうだね~ってなると思います。
(私の個人的な所感と実感です。)

つまり,ゲームを長期間にわたって,こつこつと作り続けられる人って
本当にごくわずかだと,私は考えています。

<じゃぁどうするの?>
>諦めなければいいと思います。
私は,3カ月でモチベーションが下がるなら,下がるままにしておいて
また上がった時に一気に作業します。
まぁ,放置すればするほど,上がりにくいので,きっかけは必要ですが・・・また,エンジンが掛かったら,意外と進みます。

<技術力ないと,一気に仕上げるなんて無理>
>モチベある時に,技術力をつけてください。
プログラムって,難しいのは事実ですが,文法を覚えるだけなら,小学生でもできますし「将棋とかで数手先を読む」ことが出来る人なら,ゲーム作りだってできます。
いかに,ゲーム的なプログラムを組めるようになるか までが勝負です。

ゲーム作りって,本当に本当に大変なんですが
諦めなければ,意外と何とかなります。
5年先の完成?いいじゃんw10年先?それでも,やりたくてやるなら,いいじゃんw
私はそう思うので,5年かかっても10年かかっても,
まぁ,ゲーム作りは楽しいところもあるし,長い目で見てやろう。
それでいいと思います。

ということで,,
「仕事をためると,ろくなことにならないので,週に1回必ずゲーム作ールの日!を設け,必ず実行しましょう!」
「どういう作業を実行すると,コミケにゲームが出せるのかを知っておきましょう!」
「諦めたらそこで試合終了!」

この3つを忘れずに,ちょいちょい,プログラムにちょっかいを出していけば
いつか,夢が叶うんじゃないでしょうか。



ここから本当の備忘録 箇条書きで,今回忘れてた仕事内容を書き溜めます。
<音>
・音の出力が可能かどうか,一旦試しておくこと。
・BGMやSE等を取得したとき,音量を合わせること。
インストーラー>
・余裕のある時に使ってみて,使い方などメモっておくこと。
・1枚焼くのに約3分半掛かるので,気を付けよう。

備忘録は・・・思い出したら,また続きを書きます